バキュームだったはなし【完結編(本題)】
かくかくしかじか。
やっとここから本題に入るのでPart1なんて読まなくてもぜーんぜん大丈夫ですが、一応貼っておきます(
バキュームだったはなし【そのいち】 - バキュームおめめにHITOMEBORE
もう全部飛ばしちゃう。
そういいつつ後半の後半くらいでやっと本題になるから飛ばして読んでください…((
Sexy Zone 5thAnniversary アルバム発売記念イベント
イベント当日になって、なんの実感もわかないまま会場へ向かう。
正直な話、全てに落選し続け、お譲りを探す元気もなく、いわゆる現場に行くのは約3年ぶりだった。全てのグループにおいて。
実感なんてわくはずもなく、ワクワクもドキドキも微塵も感じられない。
これから本当に会いに行くのか。
「今日はガチヲタじゃなくて、『わっ、当たった〜楽しみ〜』くらいの一般人のつもりでいこう。」
そんなことを言っていた。
列に並び、本人確認をし、小さな紙をもらって進む。
「あ、、、Dって、、、最後ブロックじゃ、、、」
でも入れるだけ凄いことだよね、どこだって今回は近いよ、だってねぇ…?
(東京大阪のブロック分けが違いすぎて東京CDブロが明らかに…で、あった話はいつかしたい。)
それよりさあ…
階段多くありませんか…
階段…年のわりに中身ババアだから辛いし急な階段…つらァ…って…
階段登らされて、下ろされて、、、
建物内で上がって下がる必要ある?
下がって上がったんだったかなぁ?まあいいや…
あ、トイレ変なとこにあった。綺麗だった。
なんか音が聞こえてくる〜なんだろう〜あ、会場ついた〜!
かっ、かわいい…ぞ…?!!!
入るなり目に飛び込んできたのは大きなモニターに映るしょりくんのおねんね顔…♡
We Gotta Go のPVが流れておりました。
会場もキャーキャーしておりました。
歴代PVが順にフルで流れていて
「きゃー!」
「かわいいー!」
「はぁっ、かっこいい…」
黄色い歓声が溢れていて、それだけでみんなが幸せそうな空間でした。
早めに入れたのでループするPV集をかなり長めに見ていたけれど、途中で気がついた。
5人しか見えない
えっ、泣く
生き別れていた時代のものが流れていなかった。
同じくそれに気がついた人がちらほら…
だんだん周りに伝染して行き
本人たちの希望なのか、スタッフのはからいなのかはわからないけれど
その小さな気遣いをみんなで喜び合った。ありがたい話だね。
ここについてはもっと語りたいけれど、とにかくバキュームのお話ししなきゃ…だからいつか書きますね←
いつの日かこの小さな幸せに気が付かなくなるくらい、当たり前のことになる日がくるといいなぁ…(なんて思ってたらSTAGEすごかったし近い将来にも実現するのかなあ…)
そうこうするうちに何度目かのカラフルEyes勝利の日まで(でしたごめんなさい)が終わり、次はよびすて〜かと思いきや、、、
シュウウン…とボリュームと映像が落ちた。
(会場の照明もここで落とされたような曖昧な記憶…♡)
「わ、はじまるのかな!」
…沈黙が続く
「あれ?ただ落ちた?」
そして白地の画面に映し出されたのは
5th Anniversary
の文字
この沈黙を、とても長く感じた。
30秒くらいの体感だったけれど、恐らく実際は10秒程度だったと思う。それでも長いね?←
テレレレレレレ⤴︎
『ィヤ"""ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"アアアアアアアアアアア!!!!!!』
沈黙に包まれた、誰かのツバを飲み込む音が聞こえてくるあの空間を
瞬間的に吹き飛ばしたのは
紛れもなく
松島聡ソロ
Break out my shell
彼の音楽だった。
あの短い前奏の間に私は
「なんで!なんで!え、なんで!!!」
と叫び続けた。
数ヶ月後に同じ言葉を2度も繰り返すことになるなんて思ってもいなかった。
2部に参加したけど、ハイタッチがあったこと以外は何も確認せず、事前情報なしで入っていたからびっくりしすぎて松島聡に心臓握りつぶされるかと思った。
〜この手でBreak out my shell〜
『ィィィィィィギャャャャャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!』
このワンフレーズだけ歌っていた、これは絶対。音源じゃないって言い切れる。
一筋のスポットライトが照らした先にいたのは彼だった。
遠かったけど、初めて松島聡を目にした第一印象は
お前なんちゅー服着とん?
ごめんね…ベルトで羽交い締めにされてるみたいなデザインで…会報にお写真でて改めてみても私…ごめん…
あぁ、あと髪が少し長いなぁって。
短髪大好きなもんで。
5人揃ったとき
私の中で1つ気になったことがあった。
1人ずつ名前を呼んで登場したんだけど、だんだん「あれぇ?」度合いが大きくなっていた。
なんで松島だけ白いんだ…!
みんな黒がメインなのに松島くん、白だねぇ〜
みんな上着は黒だよ…?
未だに解決してない。そもそもあれは衣装なのか私服なのか。誰か知ってたら教えてちょんまげちょん。
そしてあっという間に終わってしまった。
With youは泣きそうだった〜( ; ; )
みんな久しぶり過ぎたのか
頭のUh〜yeah〜〜が揃わなくてぐだって笑いあってた、好き。
RTTも松島踊ってた。うぃずゆーも踊ってた。かわいかったなぁ。
そしてしょりくんの
「触りに、、、いっちゃおうかなぁ?!」
っていう変態ちっくな言葉からハイタッチ会が始まった。
まぁ触りに行くのは私たちの方なんですけどね?勝利くん。
Dブロだからすんごい時間かかるの〜
待ってる間に何言おうかなとか前日から考えても答えの出なかったことを考え続けた。
大好き
それだけは言いたくなかった。
彼らにとってその言葉は、当たり前にかけられるべきものであって。
そしてすでに伝わっているはずのことであるから。ね?
ブースの手前でスタッフが
「消毒は任意で〜す!したかったらどうぞ〜!」
みたいな感じで、声を張ってた。
「かわいそう!してあげよ!!」
「風邪ならいいけどインフルとかなったらかわいそう!!!」
そんなノリで、すううううんごい笑顔で手の消毒してたファンの姿が印象的だった。
みんなすごくいい顔してたよ、5人に見せてあげたかった。愛されてるよって。
あ、私ももちのろんのすけでしましたよ♡
「まだかなぁ、遠いなぁ〜」
なんていってたら、その瞬間は突然訪れた。
中島健人が見えた。目の前に。
神対応がゆえ、前の子とお話ししていたから私は半スルー。
予想はしていた、大丈夫。
よし、挫けない次行こう次だ〜れだ!!
バチッ!ギュゥィィィィィィィィンンン!!!!!
それはまさにバキューム
つまりは彼の瞳
そう、松島聡がいた
時が止まった気がした。
本当に時が止まる感覚ってあるんだって。
自分の表現力の無さを恨むしかないけど、詳しく状況を説明したい。
私の前の子は、前述の通り中島健人様とお話をされていた。ほんの1,2秒間、いやコンマの世界のことではあるけれど。
要するにだ。
中島は私を半スルー
前の子は松島を半スルー(もはや全スルー)
松島はそれに私より早く気がついていた。
だから、その前の子を半スルーして私のことを見ていてくれた。
ガン見だった。
本気で吸い込まれると思った。物理的に。
ちょっと早めにそちゃのおててがわたしへ向かって伸びてきた。ほんのちょっとだけね。
「ありがと〜」
あの松島スマイルで、そう言って私の手を握ってくれた。ずっと目を合わせたまま。
なにか言わなきゃ、なにか、でも大好きは言いたくない!
さっきまで考えてたこと、全てバキュームに吸い込まれて頭の中は真っ白。
彼がわたしの頭に残したのは
大好き
たったその一言。
声の出し方すら吸い取られてしまった。
手を離しかけたその瞬間、全力を振り絞って身をよじる勢いで声を出した。
「ぅっ、ぅあぃああ〜!!」
ほんっっっとごめん松島…
すんごい変な声出した。
でもバキュームすごいの、優しいんだよ?
次の子見てたのに、振り向いて目を合わせて驚いていたけれど優しい笑顔で
「ありがとう」っていってくれた。
振り向いてくれたのは、きっと、次の子が松島を半スルーしていたから。
実は次の子勝利担で、後から話を聞いたら「多分勝利しか見てなかった、松島覚えてない…」っていってたくらいだったから…←
そして手が離れる。
あのバキュームは全てを吸い取っていった。
もうあとは触れることしかできないくらい、松島聡に全てを持っていかれた。
もともと虜になっていたのに、もう離れられない。
もともと惚れてるのに一目惚れしたよ?
君の瞳に(カ〜ンパイって言いたくなっちゃった) 。
コンマの世界だったのに。
出逢いはまるでスローモーション。
吸引力すごすぎるよ松島聡。
他より確実に吸い取る、最も多く吸い取る彼らもびっくり。
きっと私以外にもたくさんの人があのバキュームにいろいろ吸い取られたんだと思う。
吸い取ってどうしてるんだろう…
松島の生きるタネになってるのかな?
フィルターついてるのかな?
フィルターで分け取られたものも綺麗に集めて、通ったものと合わせちゃってそうだね?フィルターいらないね?
容量に限界はあるのかな?なさそうだね?無限吸収体だね?
これからも吸い続けるんだね?
バキュームだったはなし【そのいち】 - バキュームおめめにHITOMEBORE
なんなのあの瞳…
キラキラアイドル松島聡
その名に恥じないどころかその壁ぶち破って天に届きそうだったよ…
マツソバキューム最強説を提唱したい。